■ ID | 623 |
■ 種類 | 論文 |
■ タイトル | Improvement of dynamic range of Statistical Interferometry and its application to monitor ultra-short term growth behavior of plant |
■ 著者 |
Kohichi Kobayashi
埼玉大学大学院 Hirofumi Kadono 埼玉県環境科学国際センター |
■ 出版元 | |
■ 出版年 | 2009 |
■ 誌名・巻・号・年 | Proceedings of the International Symposium on Optomechatronic Technologies 2009, 260-265, 2009 |
■ 抄録・要旨 | スペックル場の統計的特性に基づく超高感度な干渉法である統計干渉法は、散乱性の表面を持つ植物試料の生長挙動の観測に特に有効である。これまでは、本手法による計測レンジが用いる光の波長以下に制限されていた。本研究では、計測レンジの拡大法として、試料の伸張に伴い、物体位相変化が参照画像の位相値に近づいた際、位相変調器を用いて、参照画像を更新する手法を提案した。このように随時参照画像を更新しながら物体変異を積算することにより、数百ミクロンの変位を、サブナノメートルの計測精度を保ちつつ計測可能であることを実験的に確認した。
ニラを試料として光環境(照明光の点灯・消灯)、大気汚染物質としてオゾンに対する応答実験をおこなった。その結果、本システムによりこれらの環境条件に対する応答を感度よく検出可能であることが示された。 |
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